2010年4月29日木曜日

プラグ&プラグケーブル交換

チョイノリのエンジン始動には、ちょっとした儀式がある。

といっても、そんなたいそうなことではなく、キックの前にチョークを引いてやるということだけだ。ただしエンジンがかかったからといってすぐにチョークを戻すと、プスンプスンと止まってしまうことも多い。空ぶかしをすればいいのだが、近所迷惑もある。そこでいつも、チョークを引いたまま走り出して、少しずつチョークを戻していくという方法をとっている。

この儀式も慣れればなんてことはないのだが、最近、キック一発で始動することが少なくなってきた。排気ガスもやや不完全燃焼している臭いがする。

というわけで、始動性で評判のイリジウムプラグに交換することにした。せっかくなので、プラグケーブルも換えてみようと、NGKパワーケーブルとNGKイリジウムプラグを注文。ケーブルの色は、ハンドルブレースと合わせるかたちでブルーを選択(どうせ隠れてほとんど見えないだろうが……)。








チョイノリのエンジンはステップの下にある。このエンジン位置のおかげで信号待ちでもギリギリまで足を着かなくてもいい、超低重心ボディを実現している。プラグ&ケーブル交換は、このステップを外すだけ。ボルト4本とプラスネジ2本で簡単に外すことができる。

プラグを外してみるとまっ黒! まるで2ストのプラグのようだ。誰が見てもキレイに焼けているとは言い難い。ケーブルを交換する前に、プラグだけ交換して始動をチェック。キック一発でみごとに始動した。続いてプラグケーブルも一気に交換。ノーマルのケーブルを途中でブチンと切断し、NGKパワーケーブルをノーマルの長さと同じになるよう調節して切断、その切断部同士をケーブルをねじ込むタイプの専用ジョイントで接合する。作業自体はマニュアル通りにやればいたって簡単。パワーケーブルのほとんどを切断するのがちょいともったいない気がするだけだ。











交換を終え、ステップを元通りにしてみると、ほんの少しだけブルーのケーブルが横から見える。言われなきゃ分からないレベルの完全に自己満足の世界。でも、いいのだ。今回は始動性アップのためのカスタムなのだから。

気温が暖かかったせいもあるが、チョークも引かずにキック一発で始動。早速、近所を試走してみる。おっ? なんか加速がよくなった感じ。いや、確実によくなっている。最高速もそれまで42km/hだったのが46km/hぐらいに伸びた。チョイノリだと4km/hアップでも体感速度はずいぶん向上した気持ちになる。いや~満足、満足。

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