といっても、そんなたいそうなことではなく、キックの前にチョークを引いてやるということだけだ。ただしエンジンがかかったからといってすぐにチョークを戻すと、プスンプスンと止まってしまうことも多い。空ぶかしをすればいいのだが、近所迷惑もある。そこでいつも、チョークを引いたまま走り出して、少しずつチョークを戻していくという方法をとっている。
というわけで、始動性で評判のイリジウムプラグに交換することにした。せっかくなので、プラグケーブルも換えてみようと、NGKパワーケーブルとNGKイリジウムプラグを注文。ケーブルの色は、ハンドルブレースと合わせるかたちでブルーを選択(どうせ隠れてほとんど見えないだろうが……)。
チョイノリのエンジンはステップの下にある。このエンジン位置のおかげで信号待ちでもギリギリまで足を着かなくてもいい、超低重心ボディを実現している。プラグ&ケーブル交換は、このステップを外すだけ。ボルト4本とプラスネジ2本で簡単に外すことができる。
プラグを外してみるとまっ黒! まるで2ストのプラグのようだ。誰が見てもキレイに焼けているとは言い難い。ケーブルを交換する前に、プラグだけ交換して始動をチェック。キック一発でみごとに始動した。続いてプラグケーブルも一気に交換。ノーマルのケーブルを途中でブチンと切断し、NGKパワーケーブルをノーマルの長さと同じになるよう調節して切断、その切断部同士をケーブルをねじ込むタイプの専用ジョイントで接合する。作業自体はマニュアル通りにやればいたって簡単。パワーケーブルのほとんどを切断するのがちょいともったいない気がするだけだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿